町字とは、住所構造のうち、”市区町村”より後で”番地号”より前の部分、と定義しておく。
表記パターンは一筋縄ではいかない。まず基本形から。
1.町字が1段階
1-1.大字
例)小林市役所
宮崎県小林市 細野 300
1-2.小字
例)福知山市役所
京都府福知山市 字内記 13番地の1
(おまけ)丁目
例)下田市立下田小学校
静岡県下田市 五丁目 3番1号
※これは通常の大字の下の”丁目”ではなく、正しくは”五丁目”という大字である。下田市には、1~6丁目まで揃っている。
2.町字が2段階
2-1.大字+丁目
例)東京都新宿区役所
東京都新宿区 歌舞伎町 1丁目 4番1号
2-2.大字+小字
例)宮城県名取市役所
宮城県名取市 増田 字柳田 80
ここまではよく目にする町字の構造である。
次回、さらなる迷宮へ続く。
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